わたし・久保田雅人(くぼた・まさと)のまわりで起きた「あんなことこんなこと」・・・。
全国でのイベント裏話や名物・名産、身の回りでのささやかな「出来事」をお話していくつもりです。
お読み頂いたご感想やご意見もお寄せください。
登場人物は、ひょっとしたら、「あなた」かもしれません


新しい年2009年が幕をあけて、もう春3月。
温かくなって、ほっと和むことも多いのですが、4ちょっと待ってください。
世の中、ちょっと変な具合だと思いませんか?
目に付く「モノ」や「コト」が、なんとも・・「?」だらけなんです ... 。



 これが、「ぶっかけうどんごはんセット」です ...

2009_03_01
 
先日、NHKに向かう道すがら「たんぽぽ」を見つけ、
「あ〜もう、春なんだな〜」と思うわけ無く、
2月に咲く「たんぽぽ」にこの異常気象の恐ろしさ、
地球温暖化の怖さを実感したのでした。
そういえば、温暖化の問題が今ほどに取りざたされる前、
そう、6〜7年ほど前に4月の初めに満開のサクラの下で
ツツジが満開に咲き誇ってるのを見た記憶があります。
その時は、「へえ〜珍しいこともあるんだなあ〜」程度にしか考えませんでしたが、
よくよく思えば、その頃から、どこかおかしくなっていたのでしょう。
そして、近頃特に思うのが、地球もおかしくなってきたかと思えば、
人間までおかしくなってきましたよね。
もっとも、人間がおかしくなって
地球がおかしくなったと言ってもいいのかもしれません。
そんなわけで、今回は、
私が日々の中で出会うおかしなことをつれづれなるままに書いてみます。

前回のホームページにも書いた「カラーポリ袋」の件でおかしなことが、
起きてます。
2月某日、私がいつも使っているポリ袋がなくなりそうになったので、
いつものように東急ハンズ渋谷店に買いに行きました。
通いなれたいつものコーナーに直行し、ポリ袋を手にしようとしたその時、
値札を見て、ビックリこきました。
「安い!」先月より確実に安くなってました。
「ほう〜こんなこともあるんだな〜」
毎日のようにポリ袋を消費する私にとって
これほどに喜ばしいことはありませんからねえ。
ウシシシ、ラッキー、とほくそえみながら、
いつになく大量に買い込んだのは言うまでもありません。

家に帰って早速、買ってきた一つを開けて
翌日の準備に取り掛かった私。
でも、ポリ袋に触れた瞬間、
私の頭の周りをとりかこむように「????」が漫画のように浮かびました。
その新品のポリ袋が薄い!明らかに薄いのです。
これは一体どうしたというのだ?瞬間的に思ったのが、
「欠陥商品」という言葉でしたが、
そんなバカなことがあるのだろうか?と思い直し、
よくよくと袋の表の表示を見て、またまたビックらこきました。
ポリ袋の厚さが0.04ミリから0.03ミリと変わっているでは
ありませんか!
その表示を暫し見つめた私は、
方頬を歪めほくそえみながら
「おいおい、それはないだろう、それで値下げかい?」と呟きました。

確かにこのポリ袋が0.01ミリ薄くなったとて
文句を言うやつは、そうはいないのでしょうが、
私にとっては大きな痛手です。
私は、このポリ袋を主にショウの中で
「風船送りゲーム」用の素材として使用しています。
つまり、子供たちがバレーボールのように手でついたり、
叩いて遊ぶ運動会の大玉送りのようにして遊びます。
それが薄くなればそれだけ穴が開きやすく、ゲームがすぐに終ってしまう、
子供たちがみんな触る前に穴が開いてしぼんでしまう可能性が
グーンと高まってしまったことを意味するのです。
このポリ袋をそのような形で使う人間は私の他にいるとは思いませんが、
先月、ポリ袋の購入方法まで説明した私としては実に複雑な想いです。
真新しいポリ袋を手に暫し、呆然とするのでした。

そして、材質が落ちたのは、ポリ袋だけではありません。
輪ゴムも明らかに落ちました。
太さもバラバラだし、細くて今にも切れそうなものが
多く含まれるようになりました。
その上、以前は、100グラム入りだったのが、
80グラムになりました、しかも値段はそのままで。
実質20%の値上げにほかなりません。
材質を落とした上に値上げですからねえ、
憤懣やるかたないとは、このことです。
セロハンテープも薄くなり、使いづらくなりました。
変な風に斜めに切れてしまいやすくなったのです。
色画用紙も材質が落ちて、切りづらくなりました。
ここまで来ると怒りを通り越えて笑うしかないです。
一体この先どうなってしまうのか・・・・いやになります。
この不況の時期ですから、企業としては、
少しでも利益を高めるためには、仕方の無いことなのでしょうが、
こんなことばかりしていたら、企業の信用そのものをなくしかねないと思うんです。
今を乗り越えねば、明日は無いからしょうがない・・・のかもしれませんが。
でも、過去の結果としての現在より、
未来の要因としての現在を大切にしましょうよ!

そして、この頃、個人的に怒りを覚えるのが、
中高年の方のマナーです。
仕事柄、飛行機をよく使いますが、
機内への持ち込み手荷物にやたらとデカイのを持って乗り込むのは、
中高年の方が多い気がします。
「それって明らかに持ち込み基準を越えてるだろうが!」という
大きなキャリィーバックを持ち込む方が多い!
それを注意しない係員にも問題があるけど、
それくらいのことはちょっと考えればわかるだろう思うのです。
挙句の果てには、大きすぎて自分ひとりで機内の棚に
上げられない人もいました。
「素直に預けろ!」と怒鳴りたくなります。

私は、日々の移動は、電車です。
ここでも中高年の方のマナーで怒りを覚えたことがあります。
電車の乗り降りは、降りる人が先ですよね。
でも、私らが降りる前に、我先にと乗り込む方が、多いです。
一番驚いたのは、休日の中央線下り電車でのこと。
降りる私を蹴散らすかのようにして、ジジババ軍団が乗り込んできました。
しかも全員が、ナップザックに杖を持って軽登山のスタイルなのです。
そして、空いてる座席に必死の形相で座るのですが、
電車の中で立っていられない人たちが山に登るって、
もの凄く危険ではないでしょうか。

それから、車内の携帯電話も
若い人に負けずに中高年の方も使ってますよ。
だいぶ前のことですが、いきなり携帯を使い出した50代のおっさんが、
「おー、わしや、ようここがわかったのう」と、
ほとんど意味不明の言葉から会話を始めました。
ここまでくると、笑うしかないですけど・・・。
また、座席に物を置いているのも中高年が多いです。

こうしてみると、若い人のマナーが悪いのも判る気がします。
だって、その若い人の親とも言うべき人達が、マナーが悪いのだから。
でも、それだけ日本人全体のマナーが悪くなったというべきでしょう。
いつの頃からか自分だけよければいい、自分だけ楽したい、
他人の目なんかどうでもいいし、気にしない。
「他人は他人、自分は自分」が
誤った方向にばかり進んだのが今の日本人なんでしょう。
「他人の振り見て、自分の振り直せ」の精神はどこに行ったのでしょうか。
「恥」を重んじた日本人はどこに消えたのでしょうか。
恥ずかしいと思うことすら捨ててしまった日本人の
これからってどうなるんでしょうか。
21世紀の子供たちのことを考えると
同様に20世紀の大人たちをなんとか考え直しましょう。

もう一度書きますが、過去の結果としての現在より、
未来の要因としての現在を考えましょう。

 

 



ついつい、追加のうどんを頼んでしまいました...



これが、「ぶっかけうどん」の巨大看板 !




このライトがたまりません!

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