2006_04_01
またまたあわただしい旅行をした。
午前6時50分発の新幹線のぞみに乗って、
京都でJR在来線に乗り継いで、嵯峨嵐山に行き、
幼稚園さんで親子で楽しむショウを上演して、
正午過ぎには嵯峨嵐山を出て、午後1時過ぎの新幹線で東京に戻り、
事務所で打合わせの後イベントの打合わせという
ハードな予定であったのですが
・・・・・・最初からつまずいた。
まず、目が覚めたのが午前6時32分。
・・・・・・時計を見た時、「これは悪い夢だ」と思った。
いや、思いたかった。本日の私の第一声は「やばい!」でした。
とにかく、持つ物を持って外へ出た。シャツのボタンもかけず、
靴下を手に持ったまま、しかも非常階段を駆け下りて。
赤信号で止まっているタクシーに半分無理矢理乗り込んで東京駅へ。
車の中では携帯電話で、6時50分の次の新幹線だと、
何時に京都に着いて嵯峨嵐山に着けて、どの位遅れるから、
どこで先方の幼稚園さんに電話で遅れる旨を伝えようかなどなどを、
あ〜だのこ〜だの考えながらタクシーに乗っていたら、ちょっと車酔いになった。
東京駅には6時55分着。
とにかく駅の中を走って、7時過ぎの新幹線に飛び乗った。
その中で、また携帯電話で色々調べると、京都駅の中を4分間で走れば、
なんと一番最初の予定通りのJR在来線に乗れることがわかったのだ。
私が乗ったのは3号車である。
新幹線のホームで階段が一番近いのは、
もちろんグリーン車両の8号車・9号車・10号車である。
そこで、京都に着く3分前に荷物を抱えて狭い通路をえっちらおっちら、
8乗車と9号車の間のドアへ。
ドアが開くのと同時に階段を駆け下りて、
京都駅の通路を大きなカバンを抱えながら人をかきわけ、かきわけ、
在来線のホームに向かうのだった。
運が悪いことに、私が乗ろうとする在来線ホームは
新幹線から一番遠いホームときたもんだ!
ヒーヒー言いながら、在来線に飛び乗った。
40過ぎて、10kg以上の荷物を持って3分以上走ってはいけないということを、
嫌っという程味わった。
嵯峨嵐山では、出迎えの幼稚園の先生には、何事もなかった顔でご挨拶。
でも心臓はバクバク、膝はガクガクしていたことを、まだ覚えています。
天竜寺の前を通って、幼稚園に到着。
車からは修学旅行の学生さんがたくさん見えた。
幼稚園では、園児達だけでなく、
たくさんのご父兄の皆さんが集まってくださいました。
本当にありがたいことだ。
実は、京都府内で幼稚園さんにお伺いするのは初めてなのです。
そう、今日が京都府内第一号の幼稚園さんなのです。わーいわーい!
それにふさわしく、とても賑やかに楽しく、ショウを出来ました。
皆さんの温かい拍手をまだ覚えてます。
さて、ショウの終演後、嵯峨天竜寺の有名な庭園も見学せず、
嵐山のトロッコ列車にも乗らず(写真を撮っただけ)、
なーんも見ず、せずのまま京都駅に戻り、
そのまま行きと同じように駅の中を走って、新幹線に乗ったのです。
京都滞在時間、3時間半程。あ〜〜せっかく京都まで来たのになあ。
どっこも見ずに帰るなんて。
・・・・・・といっても、いつものことではある。
これがほんとの”私の悲しい性(嵯峨)”なのだ。チャンチャン。
新幹線を品川で降りて、山手線に乗り換えて、渋谷に向かうことにした。
と、その時、車内アナウンスが入った。
「この列車は、名古屋・新横浜・終点東京の順に止まります」
「・・・・・・え? 品川は?」
本日二度目の「ヤバイ!」
間違えた! この「のぞみ」は品川駅に止まらねえ〜や!
やむなく、新横浜で降りて次の「こだま」に乗り換えて行こうということに決めた。
それにしても、今日は失敗が多いなあ。こんな日もあるのだ。