2014_03_01
先日の東京都知事選、酷い投票率でしたねえ。
この投票率で選ばれた人が知事でこれからやっていくんですから。別に新知事に文句を言うつもりはありませんが、この現実も忘れないでいて欲しいと思うのであります。でも何と言っても都民が考えを改めない限り、どうしようもない事なんですが。
東京との予算規模や職員の数たるやヨーロッパのちょっとした国と同じ規模ですよ。その長たる人間を選ぶ選挙にもかからわず、この投票率なんですからねえ。以前の埼玉知事選に至っては、アイドルの総選挙より投票数が少なかったそうですよ。この国は、亡びるかもしれません。
今月は、いきなり愚痴から始まってしまいました。すみません。このところ、いやに愚痴っぽくなってきておりまして、やはり、歳のせいでしょうか。「わくわくさん」は、あくまでも20代後半の若者なのですが、私自身は、もう52歳です。ということは、『20代後半×2』と言わなければならない年になってしまいました。そして、この頃、日々の生活の中でとみに年齢を感じさせられることが多くなってきました。
例えば、やたらと『物をつかみ損ねる』『手につかんだはずのものを落とす』といったことが多くなりました。工作ショウの本番中に材料を私としては掴んだはずなのにしっかりと落してしまうことが多くなったのです。また、駅の自動改札で改札機を通して、ピッと出てくる(戻ってくる)切符を取り損ねることが本当に多くなりました。朝の通勤時間帯で、それをやらかすと、すぐ後ろの人の冷たい視線がもろに突き刺さってしまいます。確かにいい迷惑ですよねえ。
それから、段差も何もない平坦なところで転びそうになるんです。これも実に悲しい限りです。普通に歩いているのに足がもつれるような感覚で、転びそうになるんです。それともう一つ。昨年の冬に比べると寒さを厳しく感じるようになりました。今年の寒さは、取り立てて寒い訳ではありませんよね。でも、寒さを強く感じるんです。実際的なことをお話しすると、手足の指先に寒さをひどく感じるようになり、その寒さが取れる、無くなるのに時間がかかるようになってしまいました。今年は、昨年より手袋を着ける日が確実に多いです。手の指先だけではなくて、足の指先まで寒さを厳しく感じるようになりました。
他にも階段を登っていると全くの突然に足に痛みが走ります。俗に言う『電気が走る』という痛みです。ほんの十秒ほどで痛みは治まりますが、思わず、「痛てててえ」と声を出したくなるような痛みが走るのですよ。
こういうことが多くなるということは…そう、更年期障害なのでしょうか!わははは!言ってしまった!仕方ないか、今年で53歳ですもん。以前、テレビ番組の中で、歌手・音楽家で「チューリップ」のリーダー・財津和夫さんが、やはり50代の初めごろに更年期障害で相当悩まれたそうです。朝起きてもな〜んもする気が起きなくて、けだるさだけが残ってしまう日が続いたそうです。自分の思う通りに体が動かないし、今までにない体と心の変化に大きな戸惑いを感じられたそうです。この話を聞いて、私も更年期障害なんだなあ〜と思いました。私と少し違う感じ方なんですが、つまるところの体の変調の根本的原因は、更年期障害に他ならないと思ったわけであります。困ったもんです。
話は変わりますが、先日、とても気持ちのいい若い方々と仕事をさせていただきました。山形県寒河江(さがえ)市の商工会青年部の主催の手作りイベントに呼んでいただきました。まだ2回目のイベントで、手探り状態のところが多く、はたから見て、不慣れな部分が丸見えでした。でも、20代、30代の若い店主の方々がいろんな知恵を出し合い、地元に根付いたイベントを考えてやっておりました。皆さん明るくて、笑顔が絶えないスタッフの会話が、私が聞いても解らぬ山形弁がまたいいもんでした。青年部に皆さん自身が作った人形劇が素朴でよかった!ストーリーも実際に使う人形も録音したセリフもすべて皆さんで作って演じていられました。こんな若い商店主がいる限り、寒河江市は大丈夫でしょう(笑)。以前の私なら、前日に皆さんと一緒に飲みに行って、バカ話で一夜を過ごしたことでしょう。でも、今回はダメでした、私の気持ちと体がそれを許さない状態にありました。前日の寒河江市への移動だけで心身が疲れ果ててしまったのです。あ〜、情けない!青年部の皆さん、すみませんでした。でも、また呼んでくださいね。そん時は、一杯やれるようにしておきますよ。
とまあ、このような日々が続いているわけです。気持ちは若いのですが、体が追いついていかないなあ、と感じるのが『厄年』でして、体だけでなく、気持ちまで追いついていかなくなってくるのが更年期障害なのでしょうか。いや〜参った、参った。「わくわくさん」を続ける以上は、20代後半を維持し続けなくてはいけないのにこれじゃあねえ。と、嘆くこと自体が更年期障害なのでしょう(笑)。でも、皆さん、心配ご無用!引退なんかしませんよ!まだまだ頑張りま〜す!