2014_06_01
先日、北海道の旭川市にお邪魔しました。
その日は、午前中は神奈川県厚木市にいて夕方に便で旭川市に飛んだのですが、飛行機を降りての第一声は『寒!』でした。本当に寒かったです。空港の外の温度計は、なんと2.8度でした。2時間前には、26度の世界にいた私にとっては全くの別世界の思えましたよ。ほんの少しですが吐く息が白くなりました。お迎えの方に聞いたところでは、つい昨日までは、27度もあったのに今日は本当に冷えました、とのこと。つまり、私が来た途端に寒くなったということか?翌日も午前中は、6度しか気温は上がらず、肌寒い日でした。夕方に札幌に移動しましたが、札幌も7度ほどしかありませんでしたねえ、いやあ〜寒かった。確か、沖縄地方は梅雨入りしているはずです。本当に日本は広いと思うなあ、こういう経験をすると。
その上、札幌の翌日は、福岡にいました(笑)。飛行機を降りた私の第一声は『暑い!』でした(笑)。本当に日本は広いなあ。というぐあいのバカ旅のおかげで、すっかり体調がおかしくなっております(笑)。歳のせいでしょうか、激しい気温の変化に体がついていかなくなってきましたねえ。
さて、こうして飛行機に乗っているもんですので空港についてあれこれと思うのです。日本には100個ほどの空港があるんですって!空港の無い県は、福井、奈良、京都、滋賀、三重、群馬、栃木ぐらいです。ここでいう空港は、定期便が飛んでいる空港のことで、定期便は飛んでいなくても設置されている空港もあります。日本中のすべての空港を利用した人っているんでしょうかね。
私が利用した空港の中で一番大きいのはやはり羽田空港でしょう。次に大きいなあ、と感じているのが新千歳空港です。この両方はいつ行っても人が多い。これに続くのが、伊丹に福岡、関西空港、中部国際空港といった順番かなあ、あくまでも私の主観です。でも、伊丹や関西、中部国際はあまり混んでいたという印象が無いのです、これも私の主観。こんなに立派な建物を作ったのにもったいないあなあ、なんて思ったりもします。特にもったいないなあ、と思うのが神戸空港に茨城空港、静岡空港といったところか、あくまで主観ですよ。茨城空港の完成前のポスターを見たことがあるんですが、空港を示したイラストから矢印が、福岡、関空、新千歳の各空港の方に飛んで描いているのですが、はっきりと空港の名前が書いてありませんでした。つまり、開港直前になっても「どことも路線が決まっていない」という状況であったわけですねえ。開港直後の呼び物は。自衛隊の飛行機がみれるという何ともお粗末な話。神戸空港だって、私には不思議に思えますよ。伊丹に関空があるのに、さらに作る必要が本当に有ったんでしょうか。
また、日本の空港で大きな都市に近くて、使うのに便利なのが少ないですねえ。福岡、宮崎、鳥取、富山、那覇ぐらいでしょうか、便利なのは。あとはほとんど不便な場所にあるんだなあ、これが。まあ、空港の土地が確保で来る場所なんて基本的の山の中ぐらいだからしょうがないと言ってしまえばそれまででしょうが、もう少し便利な場所が無かったのかなあ、と思う空港が多いのが事実です。
例えば、新広島空港、大分空港、長崎空港、南紀白浜空港、鹿児島空港でしょねえ。他にも不便な空港はいっぱいあるんですが、これらはホントに不便さを感じるのです。聞いたところでは、新広島空港は、某有名政治家さんが自分の地元に作ってしまったというのですが、本当かなあ。だってそれって利用者のことを考えた結果とはとても言えないよ。自分の地元に金を落としたいからここに作ろうということでしょうねえ。鹿児島空港は、桜島の関係もあってあそこにしか作れなかったのかもしれないし、大分空港、長崎空港は本当に土地が無かったのかもしれませんが、それにしても不便だなあ。
それとは逆に福岡、宮崎、富山、鳥取なんて便利だ。福岡空港なんて博多駅から地下鉄で2駅だし、宮崎もJRで10分もかからない。富山、鳥取は、タクシーで15分ほどでいけて本当に便利だ。以前、富山空港で時間が多少あったので、タクシーを飛ばして、市内に戻ってみんなで飲んで戻って来てもおつりがくるぐらい時間が余ったもんです。
地元の人にとって本当に必要な有益な空港っていったいどのくらいあるんでしょうか。住民が本当に希望してつくられた空港ならいいけど、政治家のために作ったような空港に思えるものが多いのもまた事実。作っても利用者がいなくて、その維持費に税金がどんどん使われてるんですから、それって地元のためになってないよねえ。もっとほかのことに税金を使って欲しいもんだ。