わたし・久保田雅人(くぼた・まさと)のまわりで起きた「あんなことこんなこと」・・・。
全国でのイベント裏話や名物・名産、身の回りでのささやかな「出来事」をお話していくつもりです。
お読み頂いたご感想やご意見もお寄せください。
登場人物は、ひょっとしたら、「あなた」かもしれません



今回も画像はありません

2014_12_01


今年ももうすぐ終わりますねえ。まだ夏休みを取ってないのに(笑)。
今年も本当にいろんなところに呼んでいただき、たくさんの方とお会いできたことは、そのすべてが私の宝になりました。本当にありがとうございました。この12月にもいろんなところにお邪魔しますが、厄介なのが選挙だなあ(笑)。

国政選挙に対して厄介なんて大変失礼な言い方ですみません。でも、私と同じような感想の方も多いと思いますよ。「なにもクソ忙しい時にやらないでよ」と思っている人も多いはずです。

しかも、その選挙自体の大義がはっきりしていないのが問題だよなあ。「アベノミクス選挙」ということらしいけど、よくわかんないなあ。まず第一に私自身が「アベノミクス」の恩恵を受けた記憶がありません(笑)。それりゃあ、株価が上がって儲けている企業も多いでしょうが一般人にはまだまわっていないんだなあ、これが。まあ、お金ってもんは、さびしがり屋で仲間と一緒に同じところに集まりたがるんでしょうねえ(笑)。それに昔からよく言われるように「金は天下の周りもの」なのでしょうが、どうやら私の前ではターボを駆けて加速して通り過ぎるか、もともと「周る」ルートに私のところが入っていないんでしょう(笑)。

今回の選挙には700億円ぐらいに費用が掛かるそうです。衆議院選挙ってすごい費用が掛かってるんですね。この前、財務省から小学校の1学級の人数を35人から40人学級に戻すべきだという提言が出ました。その理由が40人学級にすることで先生の人数を削減できて、86億円の財源削減になるというのです。大義のない選挙に700億円使うならその分に回せばいいのにと思うのは私だけでしょうか。それに700億円を教員育成や公立の幼稚園や保育所の設立、または現在の園の充実に回して欲しいと思う方も多いでしょう。選挙の時の公約に「次世代のための国づくり」とか「少子化対策の即時実行」とかいろいろとでされますが、本当にそう思うならこの選挙をやめて、その費用を即時配布してくれないんですかねえ。

もっと言ってしまえば、国会議員の本当の仕事は、国民から集めた税金をいかに効率よく再配分するかという仕事を託されているだけなんですよ。それでも国会議員の先生方を偉い人だと考えるのは私たち市民の錯覚なんです。それに「アベノミクス」より大切なことがいっぱいあります。集団的自衛権や秘密保護法や議員定数削減も問題などを忘れてはいけないのです。先生の定数削減より国会議員の定数削減が優先でしょう、そう思いませんか。

それにしても国会議員の先生になりたがる人が多いですねえ。よく聞くのが選挙には数億円掛かるなんて言いますが、数億円の費用を掛けて先生になるということは先生になれば、それ以上に儲かるということですよねえ。だって、掛けた費用も回収できない職業になろうと思う人はいない気がします。もしかしたら、それでもいいから国会議員の職に就き国民のために働きたいと思って立候補している方もいらっしゃるでしょうがそんな方はごく少数でしょう。先生と呼ばれる職業はいっぱいあります。教師、医者、弁護士に国会議員の方々。なぜ人は彼らを先生と呼ぶのか?人はへりくだってその人を先生と呼びます。その人に助けてもらうからです。教師には教えてもらう、医者には病気を治してもらう、弁護士には助けてもらうから人はその人たちを先生と呼ぶのです。では、国会議員には何をしてもらうのか、国会議員には儲けさせてもらうから先生と呼ばれるのでしょう。先ほども書きましたが、国会議員の本当の職務は一部に人を儲けさせることには無く、税金の再配分でしかないはずなんです。学校ではこんなことを子供に教えてもいいんじゃないかなあ。

まあ、とにもかくにも選挙は行われるわけですから、どんな公約が飛び出すんでしょか。少子化問題や地方の再生も出てくるでしょう。私の実感から言うと地方の再生も東京から何を言ってもダメな気がします。地方に任せるべきだと考えます。国会議員の先生方は、口を出さずに効率よく税金を出すべきでしょう。再生に本当に必要な部分に、その地方が求めている助けが必要な部分だけに税金を投入することだけでいいと思いますよ。少子化の問題だって、「安心して子育てができる社会づくり」なんて誰でも言えるお題目なんですよ。本当にそう思うなら、選挙費用をそっちに回せば済むんだから。それこそ効率的な税金の再配分でしょう。そう思いませんか?

え〜、今回はえらく堅い話になってしまいました。でもみなさん、これらを考えてください、そして必ず投票に行ってくださいね。え?こんなこと言っているということは、あんたが立候補する気かって?

え〜、私は今まで数々のバカなことをやってきましたが、そこまでバカじゃあありません(笑)。






戻る