2015_09_01
この夏もあちこちにお伺いいたしました。面白いことに暑い時期になると暑いところへ呼ばれます。
今年も東京より西や南ばかりでした。一番北でも山形どまりです。北の山形といってもここは盆地でやっぱり暑かった。どうしてこうも暑いところばっかりなんでしょうねえ。特に暑さを感じるのは新幹線を降りた瞬間です。涼しい車内から一歩出るとムア〜とするあの瞬間はたまったもんじゃありませんよ。
私はほとんど新幹線で各地にお伺いしております。飛行機を使うのは、九州や四国や北海道と沖縄ですね。沖縄には列車ではいけません（笑）。本州の端っこの山口や青森も新幹線を使います。なんで新幹線をいっぱい使うかというにはちゃんと私なりの理由もあります。新幹線は本数が多いのでとっても楽です。だから急な変更がしやすいんです。飛行機はそうはいかないのが難点なんです。飛行機には自由席も無いし、乗る便の変更が全くできないチケットばかりです。変更する場合、改めて正規の値段で買い換えないとダメなんですよ。正規の値段とは通常の値段なので結構高い。新幹線だと乗車変更にお金はかからないし、場合によっては自由席に飛び乗っちゃえばいいんだから本当に楽なんだなあ。
それと、この時期だと事前に移動手段の予約をするにあたって台風のことを考えます。台風が来やすいこの時期に飛行機か新幹線かどちらかを選ぶとなると私としては新幹線を選ぶ方が多いです。飛行機は台風に弱い。天候調査中の表示が出るとドキドキしちゃう。待たされた上に条件付きのフライトのアナウンスが流れる場合が多いんだなあ。「着陸できない場合は羽田に引き返すことも予想されます。ご了承ください。」っていうのがアナウンスされると本当に引き返したらどうしようと思っちゃう。「天候が悪くても強行着陸する場合がありますので、それなりの覚悟でご登場ください。」なんていう覚悟付きも困るけど（笑）。
ここでちょっと余談。飛行機は離発着時には必ず「テーブルをもとの位置に戻す」「座席のリクライニングを元に戻す」というアナウンスが出て、これに従わないものはＣＡさんが百叩きの刑を…そんなことはないが、座席が５センチでも倒れていれば元に戻すように注意されますよねえ、あれってちゃんとした理由もあるんですよ。飛行機事故のほとんどが離発着時に起きています。だから、万が一の場合、シートが倒れていたり、テーブルが出ていると後ろの人や隣の人が逃げ遅れる可能性が出てくるわけです。それだけにＣＡさんは機内を注意をして回るんです。この理由をはっきり乗客にアナウンスするのもちょっと怖いか…。「離発着の時が一番事故が多いんです。皆さんが逃げやすいように座席もテーブルも元に戻しておきましょう。さもないと…。」なんていうアナウンスも嫌だなあ（笑）。
閑話休題。新幹線は出発時間のギリギリでも乗れるのがうれしい。飛行機の場合は手続きや荷物チェックの関係で出発時間の最低でも４０分前には空港にいなければならない。この荷物チェックも私にとっては難点ですねえ。私のバックには必ず「ハサミが２丁」「大きなカッターナイフ」「鋭くとがった目打ちが２本」などなど決して機内には持ち込めない物ばかりです（笑）。だからどうしても手荷物預けにかかる時間を見込んで空港に行かなければならないのです。この点、新幹線はスタコラと乗りこめてうれしい。
あと、新幹線は時間がかかる分十分に寝れるという点がうれしい。飛行機の場合は１時間ぐらいしか寝れないのがほとんどです。新幹線の場合、新大阪だと２時間半、広島だと４時間は寝れるんだなあ。これはうれしい。でも、寝過ごす可能性も十分にある。というより、以前に１回だけ本当に寝過ごして、イベントの開始時間を１時間以上も遅らせてしまったことがあります、本当です。この点だけを言えば、飛行機の方がいいよね。寝過ごすことが絶対にないし、寝ていても最後はイヤでも起こしてくれるよ（笑）。昔、飛行機の座席の一部でＣＡさん（当時はスチュワーデスさんといいてましたが）と向い合せになる席がありました。あそこに座ると結構緊張して寝れなかった記憶があります。離発着の時は真向かいにＣＡさんが座るんでとっても恥ずかしい。なんていうか、何か話をしなければと思い「あの…、ご職業は？」「どちらに行かれるんですか?」などとおバカなことを話しかけてＣＡさんがドン引きしたのを憶えてます（笑）。う〜ん、昔の飛行機にはこんな楽しみがあったのを思い出しました。新幹線の場合は、車内販売のお姉さんがいるけど、別に見つめあうこともないし、第一私はほとんど寝てますからねえ。
ということで、新幹線と飛行機の利用についてな〜んの深みも意味もない話でした。私の個人的観点から言えば新幹線の方が偉いというのが結論ということで、また明日も新幹線に乗ってイベントに向うのでした、チャンチャン!
