2009_04_01
お正月からほとんど休みらしい休みも無くここまで来ました。
気が付けば季節は、冬を過ぎ、桜が咲き誇る春が来てしまいました。
「久保田さんは、いつ休みがあるんですか?」
「お休みは、どうしているんですか?」などなど聞かれることがあります。
このホームページをご覧になっている方など、
年がら年中日本国中をただただ右往左往している私の事は、
よくお解かりだと思います。
「日々つれづれ」も旅先での出来事や思い出話が大変多いですからねえ。
ここでもの凄く簡単に私の一年間の流れをご紹介しましょう。
1月は、お正月イベントからスタートをして、
全国の幼稚園さん、親子劇場さんにお伺いいたします。
これが3月の中旬まで続きます。
つまり、卒園行事としてお呼ばれすることが多いので、
卒園式シーズンの終るこの頃まで続くというもの。
それが終ると、春休みのイベント週間が入ります。
4月下旬からは、GWに入り、これまた休み無く日本国内をうろつき回ります。
GWが終ると、幼稚園さんからのご依頼が急増します。
そして、ほぼ毎日のようにショウや工作教室を行うのです。
これが、6月中、7月20日ごろまで続き、
その後は、講演会や研修会、NHKイベントが、夏休みの間、続くのです。
それでも多少なりとも夏休みを取るようにしています。
9月に入るとすぐに幼稚園さんのご依頼が多く、
また、ほとんど休み無く回って行きまして、
これが、やはり、10月、11月、12月中旬まで続きます。
クリスマスイベントが終れば、もうほとんど年末休暇に入ります。
ですので、休みらしい休みは、年末とこの時期、4月なのです。
この二つに時期は、私も出来るだけ休みを多く取るようにしています。
4月は、特に休みが取りやすいのです。
なんといっても幼稚園さんからのご依頼は、100%ありえません、
というのも、全国全ての幼稚園さんは、
私を呼んで何か催し物をやる訳がありません。
そんなことをやっている場合ではありませんからねえ。
全ての幼稚園さんにとって4月は、新入園児を餌付け・・・・じゃなかった、
園の生活に慣れさせるのに精一杯で、
何か催し物をやれる状態ではありえません。
そして、なにより、子供たちが、新しい生活に慣れていないのですから、
催し物なんて無理というものです。
ですから、子供たちが落ち着いた頃、
幼稚園での生活に慣れた5月中頃から私へのご依頼が急増します。
だからといって、4月中は『全くのお休み』というわけでは、ありません。
NHKイベントもありますし、親子劇場さんのご依頼ももちろんあります。
幼稚園さんからのご依頼がないだけ、休みが大いに取れるといったところです。
さて、この4月もお休みをたくさん頂きました。
そんな休みに私がやる事といえば、先ずは、部屋の大掃除です。
年末には、大掃除をしますが、
その後は、もうほとんどな〜んの掃除もせず、
散らかし放題、広げっぱなしなのです。
もともと、片づけが下手で、嫌いな性格なのです、
めんどくさがり屋なのです。
「1月からの忙しいので、掃除をしている時間が無い」などと
誠に自分勝手な自己正当性を理由にしているといった方が正解でしょう。
3月下旬頃など、
バックの置き場所、足の踏み場もありゃしない状態の日々が続きます。
ちょっと、余談です。
そういえば、小学校の通信簿に生活面でのことで
担任の先生がコメントを書く欄がありますが、
私、毎回、『後片付けができない』とか『整理整頓ができない』と
書かれていた記憶があります。
その遺伝子を我が息子が、なんの混じりっけもなく、
純度100%で受け継いでしまいました。
息子は、なんもかんもほったらかしで、
遊びに行くは、寝てしまうわで、毎日、母親に怒鳴られている次第。
昔の自分を見ているようで、私としては怒りづらい日々を送っています。
どうして、子供は、親の似て欲しくない部分を
最優先で受け継いでしまうのでしょう。
本当に嫌になります。
さて、大掃除が終れば、
いよいよのびのびした日々を過ごそうとするのですが、
そうは問屋が卸さないのが実情でして、
そういう時には、必ず子供やかみさんがどっか連れてけ!と騒ぎ立てます。
まあ、どちらのご家庭も似たようなもんでしょう。
ということで、以前から約束していた大宮にある鉄道博物館に連れて行きました、
いや、連れて行かされました。
鉄道大好き、鉄道オタク的要素の強い私としては、
行ってみたい場所でしたので多少ウキウキしながら行って来ました。
なかなかいい博物館で驚きの連発です。
私にとっては、本当に懐かしい列車が展示されいたり、
結構知らなかった鉄道の秘密を知ってタメになりました。
学生時代に乗って旅をした寝台特急「あさかぜ」を見た瞬間、
心躍らせて乗っていた自分をはっきりと思い出し、
暫し、物思いにふけってしまいました。
一番安い二等寝台車に揺られ、揺られ、九州に向かった遠いあの日を、
あの風景をしっかりと思い出しました。
あの頃、こんな風に子供を連れて「あさかぜ」を
見る日が来るなんて想像も出来なかったよなあ〜。
こうして、休みは過ぎてゆきまして、
バタバタの日々が私を包み込むのです。
数少ないお休みも普通の家庭のお父さん的な日々で過ぎていくものでした。
本心を言えば、もっと自由に気ままに過ごしたい日々ですが、
そうも行かないのが実情なのです。
「たまの休みぐらい好きさせろ!」と、強く言い放って、
プイと家を出て行くなんて・・・無理だねえ〜私には。