わたし・久保田雅人(くぼた・まさと)のまわりで起きた「あんなことこんなこと」・・・。
全国でのイベント裏話や名物・名産、身の回りでのささやかな「出来事」をお話していくつもりです。
お読み頂いたご感想やご意見もお寄せください。
登場人物は、ひょっとしたら、「あなた」かもしれません


番組「つくってあそぼ」が産声を上げて、今年で20年! ...
いやぁ〜いろんなことがありました。
この「日々つれづれ」、これまでは、「旅の日記帳」でしたが
これからは、この20年の舞台裏を、すこしずつご紹介しましょう ... 今回は、その3回目! ... 。



懐かしいスタイルの看板です

2009_09_01

今年の夏もあちらこちらにお伺いしました。
ある週など、福岡、東京、鹿児島、大阪、豊橋、
釧路、札幌を移動日なしでお伺いしました。
この時期ですから台風が来たら、
どうしようもないという事態も十分に考えられるにも関わらずに
こんなスケジュールを組んだ私も私です。

  この行程で大変だったのは、移動はもちろんですが、
もう一つ大変だったのが「温度差」です。
今回の場合、鹿児島が最高気温35度ありましたが、
釧路は19度でした。
8月で最高気温が19度!
さすがは北の大地といったところでしょうか。
写真を見てください。
これは、このとき釧路で撮ったたんぽぽです。
私の人生で一番遅い時機に見たたんぽぽです。
今までの記録は、
北海道網走市で7月に見たのが最高記録(?)でしたが、
あっさりと更新しました。
8月のたんぽぽですよ!東京なら4月がシーズンの花ですよ!と、
驚いている私に驚いている釧路のスタッフさん。
そうか、これが当たり前なんですもんね。
この日も「今日は、暖かいです。」という一言に
驚く私に驚いてました。
こちらでは、海水浴ができないそうです。

釧路より北の根室にイベントで
お伺いした時のことも思い出しました。
東京から釧路まで飛行機で、
そこからミニバスで一路根室まで3時間半の旅でした。
根室までの車中、牛を発見する度に必ず誰かが
「おう、牛だ、牛だ」と叫んで、残りの全員がそっちを向いて
「おう〜、いるいる!」と喜んでいました。
が、ものの30分も経たないうちに
牛を見ても誰もな〜んも言わなくなりました。
なにしろ行けども行けども窓から見えるのは
牧場ばかり牛ばかりなんですから。
逆にたま〜に人を見かけると
「人間だ、人がいた!」と大喜びし出す始末。
おいおい、無人島じゃないんだから、
人間見てそんなに喜ばんでもいいでしょ。
そんなこんなで根室に到着したのです。
翌日のイベント準備のため会場に行って、
ホテルに移動したのですが、
もちろん全てミニバス移動。
翌日は、会場までミニバスで、
終演後もミニバスで昨日来た道を戻って
釧路空港に向かいました。
つまり、せっかく根室まで来たにもかかわらず、
北海道自体に24時間程度しかいない上に、
その内の8時間以上がミニバスの中でしたから
な〜んもしないで東京に帰ってきたのを
よ〜く覚えてます。

話を元に戻して、「温度差」の思い出です。
やはり数年前の春に鹿児島から札幌に移動して
イベントをしたことがありました。
すでに春満開でプロ野球がキャンプをしている
鹿児島でイベントをやった後、東京に一度戻って、
その翌日に冬真っ只中の札幌に行きました。
本番中に汗が目に入って困った春の鹿児島から、
本番中に雪が目に入って困った札幌に行ったものですから
東京に戻って二日目、熱が出ました、
そう、立派に風邪をひきました。

それにしてももの凄い移動に温度差です。
そんな中でもイベントし続ける私、
自分で自分を褒めてやりたい気分です。
今度は、どんな移動でどんな温度差を体験するのでしょうか、
今から楽しみ・・・・じゃないか!
この歳になると骨身に染みるんだな〜これが。

それでも頑張りま〜す。



釧路駅前のモニュメントです



これって東京だと4月の花ですよねえ〜


8月のたんぽぽ
う〜ん、日本は広いなあ〜


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