わたし・久保田雅人(くぼた・まさと)のまわりで起きた「あんなことこんなこと」・・・。
全国でのイベント裏話や名物・名産、身の回りでのささやかな「出来事」をお話していくつもりです。
お読み頂いたご感想やご意見もお寄せください。
登場人物は、ひょっとしたら、「あなた」かもしれません


番組「つくってあそぼ」が産声を上げて、今年で20年! ...
いやぁ〜いろんなことがありました。
この「日々つれづれ」、これまでは、「旅の日記帳」でしたが
これからは、この20年の舞台裏を、すこしずつご紹介しましょう ... 今回は、その5回目!
いやあ ... 今年もいろいろありましたが... やっぱり、これでしたね ... 。

2009_12_01

早いものでもう12月になりました。
毎年毎年、1年の経つのが早くなっていきます。
それだけ私も歳をとったということなのでしょうねえ。
小学生の時は、1日が長かった。
中学、高校時代は、1週間が早く感じられるようになり、
大学時代は、1か月が早くなりました。
この世界に入ってからの1年が早いのなんの。
さらにわくわくさんを始めてからの日々の速さといったら
なんといっていいのかわからないほどの早さです。
そんなこんなで今年も終ろうとしています。
今年も本当に多くのところからお招き頂き
日本中を旅してまいりました。
皆さん、本当にお世話になりました、
そして、有難うございました。

いろいろな方に出会い、いろいろな思い出が出来ました。
春先には、鹿児島で3日間を過ごし
そのまんま千葉県館山市に移動して
2日間のイベントをやりました。
この移動は、しんどかった。

そして夏には、なんといってもしんどかったのは、
ETV50周年記念イベントです。
この模様は、9月にテレビ放送もされましたので
ご覧になった方も多いことでしょう。
イヤ〜、あのイベントは、本当に大変でした。
初めの予定では、私はあまり踊らなくてもいいような話でした。
もちろん、オープニングやエンディングで
皆さんと一緒に揃って踊るぐらいはいいとして、
それ以外は、心の底から謹んでご遠慮したかった。
にもかかわらず、全部で9曲も踊らさせられました。
人間キャラの中では、
最年長の私が一番若い「おかあさんといっしょ」の
おにいさん、おねえさんの次に多かったんです。
おにいさん、おねえさんは、
私にとっては「息子・娘」ほどの年の差があります。
そんな方々と
殆ど違うことのない曲数を踊ったんですから・・・。
稽古2日目から足腰の筋肉痛に悩まされ通しでして、
階段の登り降りがしんどくてたまりませんでした。
その上、ダンスの振り覚えが悪いのなんのって、
他の出演者の方の倍以上の時間がかかってました。
おにいさん、おねえさんたちの
振り覚えが早いのはもちろんですが、
「にほんごであそぼ」や「シャキーン」、「クッキンまいん」の
お子達の覚えの早いのなんのって、太刀打ちできませんでした。
子供って頭も体も柔らかい分だけ覚えが早いんですねえ。
私は、ついに本番まで覚え切れなくて、
私の前や横で踊っている子供たちを見ながら踊ってました。
そのため、どうしても、
いや、必然的にワンテンポ遅れて踊ってました。
もし、録画されて方は、
私の目線を追いながら見直してみてください。
ずーっと周りの子供たちを見ています。

そしてなんといってもすごかったのは、
「パワーアップたいそう」です。
よしおおにいさん、私にゴロリくんにどーもくんという
考えられないメンバーでやりました。
これが覚えられなかった。
特に酷かったのが、
テレビで放送された回の体操でしたから
たまったもんじゃありません。
顔は笑ってますが、心じゃ泣きっぱなしでした。
出番の直前までよしおおにいさんに
振りを確認させてもらいました。
毎回にも関わらず、よしおおにいさんは、
嫌な顔ひとつ見せないで教えてくれました。
この場をお借りして、
よしおおにいさんに感謝、感謝の御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
そして、もうすべての振りを忘れた私を広い心で許してください。

もう一つ、裏話。
オープニングが終って、
激しいダンスで全員がヒーヒー言いながら
ステージから退場した直後のシーンに出てくるのが、
私、わんわん、ストレッチマン、ゴロリくん、というメンバーでした。
このメンツ、実は、出演者の中で年長者ばかりだったのです。
ここだけの話し、平均年齢が40代後半です!
ヒーヒー言いながら踊った直後にこのメンバーでのシーンなんて、
辛いのなんの!
全員ヒーヒー言いつつやってました。
その上、そこで私は、巨大な「吹流し」を振り回してました。
途中で眩暈を起こしかけましたよ。

こうして今思い返すとこのイベントが今年一番の辛くて、
面白い思い出でしょうか。
録画された皆さん、
これらを頭に入れてもう一度見直してください。
より一層楽しめますよ。
そうそう、KONISHIKIさんは、
本当に体も心も大きくて、優しい方でした。

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