2012_05_01
この文章を書いているのは、まだ４月です。４月と言えば、新学期に新卒の新入社員に新入生にと、やたら「新」の字が目立つ季節です。と言っても私に目新しい「新」は無く、日々つれづれなるままに相変わらずの慌ただしい日々・・・というわけにはいかないのが４月です。私の一年で一番楽な日々が送れるのが、この４月なのです。何と言っても幼稚園さんからのご依頼が「０（ゼロ）」の月は、４月だけ！当たり前ですよねえ、４月に私を呼んで、何か催し物をやろう、な〜んて幼稚園さんがあるわけがない。
４月の幼稚園は、それはそれは、上を下にの大騒ぎですから。私の子供たちは、３人とも家の近くの区立保育園に通いました。３人が３人とも４月は大騒ぎでした。１歳の時から預かってもらいましたので、最初の頃は、「置いていくな〜！連れて帰れ〜！」と、毎朝教室で大泣きしてました。先生に渡して、園から出る時、ふっと振り返ると、ガラス戸にへばりついて泣きわめいているわが子のあの姿をいまだに思い出します。この私の短い後ろ髪を引くがごとくに泣くわが子を振り払って仕事に行かねばならない私。そんな時期も束の間でして、５月ごろには、もう慣れっこの園での生活。預けた途端に私のことは眼中になく、遊び始めるわが子の姿に頼もしさと若干の寂しさを覚えたものです。あんなに私の姿を追い求め泣いてたのに、もはや遊ぶことにのみ全神経を集中させてるわが子でした。
かく言う私の４月の幼稚園時代はどうだったかと言えば・・・。これは、あくまでうちの母親から聞いた話で、本人は記憶がございません、という話です。私は、わが子を凌駕する勢いと大声で「置いてくな〜！連れて帰れ〜！」と泣きわめいていたそうです。もう一度言いますが、母親に聞いた話で、記憶には一切ございませんです、はい。しかも、教室内でずーっと泣いていたそうです。なんと、先生が「それでは、お帰りの準備をしましょう。」と言うまで泣いていたそうです。ということは、午前９時から午後３時ごろまで泣いていたということになりはしませんか？弁当も食べずに泣いていたのでろうか？とにかく、帰りの支度をするまで泣いていたそうです。もう一度言いますが、母親から聞いた話です。ある意味で、もの凄い根性です。幼稚園自体がそれはど悪い環境、つまり、いじめられていたとか、そんなことはありません。とにもかくにもその時期の私の心理状況は、家で遊びたい！の一心だったんでしょうか。本当に記憶にございません。
かくのごとく、４月は、幼稚園さんにとっては、大騒ぎな時期でして、私のようなお子さんもしっかりと面倒見なきゃいけませんからね。さて、ここで、私が行っております幼稚園さんを周ってる「くぼたまさとツアー」に関するお話です。実は、昨年末に事務的な部分で変更を行いました。受付の住所の変更と電話での受け付け・問い合わせの中止をいたしました。電話での受付の代わりにメールでの問い合わせを行っております。長年にわたって私をおよびいただいております幼稚園さん、親子劇場さんの中には、以前の通りと思われて、昨年までと同じ住所に申し込み用紙等を郵送された方が大勢いらっしゃいます。変更のお知らせが不十分でご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。今後、お問い合わせがある方は、メールをいただけますでしょうか。私の方から返信させていただきます。講演料等の料金は、一切変更しておりません。ただ住所と電話受付が変更、中止になっただけです。
え？どうして変更したかって？え〜、私のこの活動の受付の方法は、ずーっと変わらずにほぼ２０年間同じ方法でやってきましたが、時代に変化に対応しきれなくなった・・とでも言いましょうか。つまり、いまの時代にですねえ、「電話での受付」だけじゃあだめなんですよ。メールでの受付、対応の必要性を痛いほど感じまして変更に踏み切った次第です。今迄、週の曜日、時間を限って受付・問い合わせをしていては、時代遅れも甚だしい訳です。また、皆さんもメールでの問い合わせでしたら、都合のいい時間に問い合わせができるわけですから、とっても便利ではないでしょうか。とまあ、ちよっと広告みたいな内容になってしまいましてすみません。このところ、ツアーのお問い合わせに関することで、以前から読んでくださっている方々からいろいろとご質問をいただきましたので、今回この場でお話しさせていただいた次第です。
別にツアーを辞めたとかそんなことはございませんので、また呼んでやってくださいね。
